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「社会貢献活動助成金」助成団体 活動報告会を開催しました
- 2023年09月21日
- お知らせ
【開催報告】
京都生協では、「社会貢献活動助成金制度」を設けています。
京都府を拠点にSDGsに貢献する、NPOなどの団体の活動を支援する制度です。
2022年度は9団体に合計200万円を助成しました。
助成を受けた団体の、活動内容や助成金を使った取り組みの報告会が、9月13日(水)にオンラインで開催されました。
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「藪の傍(やぶのそば)」
向日市物集女町の竹林で、地域の皆さんと一緒にイベントを開催しながら、竹林整備に取り組んでいます。
生物多様性がいっぱいの竹林で、竹粉や竹炭作りに取り組むワークショップを開催しています。
竹を粉末にした竹粉は、消臭や作物の生長にも良い影響を与える可能性を秘めています。
京都生協からの助成金は、竹粉を作る機械「PANDA(パンダ)」の購入に活用されました。
整備された竹林でのお茶会風景。
地域の方がお弁当を食べる場にも活用されています。
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「認定特定非営利活動法人 京都DARC(ダルク)」
薬物を使うことでさまざまな問題を抱え、依存症に陥った人たちの回復を支えるよりどころ、居場所作りに取り組んでいます。
依存症の回復支援を応援するため、デイセンターやグループホームも運営しています。
「地域の中での回復」を目指しており、地域の一員となって生活復帰できるよう、清掃などの地域ボランティアなどにも取り組んでいます。
写真は、地域のおまつりに屋台を出店したときの様子です。
スポーツ大会やクッキング、海水浴などの楽しいイベントも開催しています。
京都生協からの助成金は、空気清浄機やサーモグラフィ体温計の購入に活用されました。
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「NPO法人 献血と骨髄バンクの和を広げる会」
日本の骨髄バンク設立につながる活動をされ、現在は日本赤十字血液センターの献血受け付け時に、骨髄バンク登録活動を行っています。
京都府北部での活動が多かったのですが、昨年から京都府中部・南部にも活動エリアを広げています。
京都生協からの助成金は、骨髄バンク登録受け付け時にプレゼントする手作り巾着や、ミニミニバッグ、アームカバーなどの作成に活用されています。
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「公益財団法人 ソーシャルサービス協会ワークセンター」
ホームレスや生活困窮者の方々の自立支援事業に取り組み、食材提供などを行っています。
元々は、鴨川・宇治川の清掃に取り組む中で、ホームレスの方々との接点を得て、食材提供を行うようになりました。
毎月第2土曜日に、セットにした保存食の配布や、衣類などの提供を実施しています(写真は配布食料の一例、白い袋にはお米が入っています)。
保存食は、フードバンクやさまざまな団体を通じて寄付提供を受けており、京都生協からの寄付食品も活用されています。
京都生協からの助成金は、保存食の多い配布食料に添える果物(みかんやバナナ)、ゼリーの購入に活用されています。
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京都生協 副理事長 洞井加奈子から
昨今、世界情勢の不安定さや物価高などにより、私たちの身近な暮らしが脅かされ、社会的に孤立した要支援者の方々も増えています。
課題は複雑ですが、助成団体の方々が、途切れることなく一歩を進める姿に、頼もしさを感じます。
顔を見て交流し、つながった皆さんは現状を打開する大きな力となります。
今日の報告スライドでは、多くの笑顔や若者の姿が見られ、世代を超えたつながりを感じました。
私の一歩が誰かの一歩につながる社会を実現するために、助成金制度が役立てばうれしいです。
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