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【宅配】宅配返品商品の地域福祉団体への寄付を開始しました
- 2023年09月27日
- お知らせ
京都生協の宅配事業では、食品ロス削減のために、2020年度に食品良品返品のルールを「原則不可」に変更しました。食品良品返品点数の2022年度実績は2019年度比58%となり、組合員の協力で大きく減少しています。
しかしながら、突然の入院などによって、返品は一定数発生しています。
今回、その宅配返品商品(食品・日用品の一部)を地域福祉の促進に寄与する社会的な事業・活動を行う団体に寄付する取り組みを開始しました。寄付団体を通じて、こども食堂や社会福祉施設での使用や、必要とされる母子世帯・高齢者世帯などへの配布に活用されています。
洛西・城南支部より寄付
NCMジャパン京都事務所
洛西・城南支部ではNCMジャパン京都事務所に寄付し、母子家庭や高齢家庭を中心に配布されました。京都市社会福祉協議会にご協力をいただき、寄付団体を選定しました。
今後は、食品ロス削減の向けた計画的な購入など、組合員への返品商品削減の協力を引き続きお願いするとともに、返品商品の地域福祉団体への継続的な寄付によって、SDGsの実現に貢献していきます。
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また、9月20日には立命館生協とのコラボ企画として、大学生によるボランティア体験を実施しました。大学生のみなさんに、洛中支部で宅配返品商品の仕分けと寄付商品リストを作成いただき、寄付団体の「嵐山こども食堂」へ寄付商品をお渡しました。
京都生協や宅配事業の概要、食品ロス削減の取り組みを説明し、支部見学をしながら配達やリサイクルの仕組みなどを深めました!
保管されていた返品商品を、分類ごとに仕分けて数えてリスト作成。
開始前にはこれだけあった返品商品が整理され、活動後にはすっきりとした状態になりました。
この日はオムツを中心に、嵐山こども食堂へ寄付商品をお渡しました。
なお、宅配返品商品一部は立命館生協へ寄付し、学生委員会が主催する学習会に使用される予定です。
立命館生協への搬入
参加された大学生からは「身近にトラックが走っている生協で、このような取り組みしていることを知りました」「高校でSDGsサークルに所属していたが食品ロス削減の活動は初めてなので、普段はできない貴重な体験になりました」「こども食堂への寄付で、自分たちも次へとつながる活動ができました」といった感想が寄せられました。
これからもさまざまな団体との関係を強め、京都生協の事業を通じてSDGs達成に向けた取り組みを進めます。
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