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【参加報告】ピースアクション㏌ヒロシマ2024

  • 2024年09月27日
  • とりくみ・活動

原爆ドーム写真.jpg

2024年84()5()、広島県生協連と日本生協連が主催した「ピースアクションinヒロシマ2024」に京都生協から、親子4組と職員1人の計9人で参加しました。

ピースアクションinヒロシマは、被爆体験の継承や核兵器のない世界への思いを共有する場として、1978年から毎年開催されています。

日本生協連のホームページはこちら

▶1日目

本川小学校の平和資料館を訪ねました。「子ども平和会議」に子どもが参加し、「室内碑めぐりガイド」に大人が参加しました。被爆の証言「河野キヨ美さんによる被爆の証言」は、親子で参加しました。

ヒロシマ虹のひろば 被爆ピアノ、調律師の矢川さんと.jpg

被爆ピアノ調律師の矢川さんと

▶2日目

原爆ドーム、爆心地、平和記念公園資料館、平和記念公園、袋町小学校の平和資料館などを訪ね、午後からは、「虹のひろば」に親子で参加しました。

原爆の子の像の前で折鶴を奉納しました.jpg

原爆の子の像にて、折り鶴を捧げました

※日本生協連「ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ虹のひろば」LIVE配信視聴はこちら

被爆から79年、戦争も核兵器もない世界を願い、この貴重な体験を京都生協の取り組みを通じて、多くの方にお伝えしていきます。

【参加者の感想】

▶子ども

<子ども平和会議>

・戦争をなくすために友だちから広めたらいいと、よく分かった。まとめをみんなで考えて良い物ができたし、ちょっとでもできるといいと思った。

<原爆の子の像にて、折り鶴を捧げて>

・原爆の子の像の周りにつるなどを置く場所があって、自分たちだけじゃなく他の人もたくさん持ってきていてみんなが平和を願っていることが分かった。

<平和記念資料館>

・黒くなったお弁当を見て、お母さんのお弁当をお昼に食べたかっただろうと思って悲しい気持ちになった。

<虹のひろば>

・ひばくしたピアノが今でも音がなってびっくりした。                               

・高校生と大学生の書道パフォーマンスを間近で見てすごいと思いました。 
・高校生の絵を見て色々な年齢の人が活動しているのが分かった。

 ▶大人

<組合員のみなさんへ伝えたいこと>

・「原爆の投下について、その被害について、核兵器というものについて数ではなく、ひとり一人に人生があり、生きていたそのことに思いをはせてみてほしい」、と被爆証言者をされた方は皆おしゃっていました。「悲惨な出来事、という被害だけでなく、それまでの生活が、子どもの夢がそこにあったことを感じとって欲しい、戦争は、原爆は、そのすべてを奪ってしまったのだ。」私は、その言葉が一番重くのしかかりました。未来がこれから構築されていくなら、今後の世界も私達次第。理不尽に人生を奪うことのないよう「平和」を祈り続けたいです。

<親子で参加して>

・今回一緒に参加した小学5年生の次男は、2年前にオンラインでこども平和会議を経験してから戦争や原爆について興味関心を持っていました。事前学習やヒロシマで見て聞いたことに対して「なんで?」と何度も口にしていました。今の日本からは考えられない出来事や教育や思想について、真剣に考えて平和への思いも強くなったようです。家に帰ってからも兄にヒロシマの話をしたり、積極的にお手伝いをしてくれたりと明らかに行動に変化がありました。これからも私が平和について考えたり悩んだりする時、身近な家族で話を聞いてくれる仲間がいることがとても心強くて嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

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