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【取り組み報告】いきもの学校 京都市動物園編を開催しました
- 2024年12月09日
- とりくみ・活動
11月23日(土)、京都市動物園で、生物多様性について学ぶ「いきもの学校 京都市動物園編」を開催しました。
大人30人、子ども36人の合計66人が参加しました。
京都市動物園 生き物・学び・研究センター長の田中正之さんより、お話をうかがいました。
京都市動物園は、1903年(明治36年)に作られた、日本で2番目に古い動物園です。
現在では、「動物福祉(アニマルウェルフェア)」にも積極的に取り組み、動物たちが心も体も健康で豊かな生活ができるよう、「環境エンリッチメント」の取り組みも行っています。夏の暑さを和らげる工夫や、「ゴリラのお庭を森にしよう」プロジェクトなどがその一例です。
お待ちかねの園内散策です!
グループに分かれて、解説を聞きながら動物たちを見て回ります。
わかりやすい解説に参加者も熱心に耳を傾けます
お家で出会えるかもしれない動物をノートに書き出し、見かけたらチェックする!というお子さんもおられました。
出会った動物をスケッチ
京都市動物園では、SDGs達成のための取り組みも積極的に行っています。
象のふんを肥料にして野菜を育て、それを動物のエサにするというサイクルを実践しています。いきもの学校当日には、象のふんの肥料をお土産として希望者に配布されました。
また、京都市動物園に「どんぐりポスト」があるのはご存じでしたか?
園内のどんぐりを集めて、ポストに入れます。洗浄後、どんぐりは動物たちのえさになります。
参加者からの質問コーナーでは、「ペンギンのいるところの真ん中にヤシの木があるのはなぜですか?」など、
大人からも子どもからも積極的な質問が飛び交いました。
【参加者の感想より】
・人生で動物園には何十回も来ていますが こんなにワクワクしながら次の動物はどんな生き物なんだろ?と思いながら回ったのは初めてでした!案内の担当をしてくださった獣医さんがとても丁寧で更に動物達の色々な情報を端的に上手に話して頂きました。
・子どもが、周りの上級生を見習って、副園長先生の話をメモにとっていて、課外学習の仕方まで学べた感じでした。楽しく学べました!
・5歳の娘は、最後の質問コーナーの時に手を挙げましたが、言えないと思い、父親が質問しました。
よく聞くと「象のふんの肥料はどうやって作るんですか?」とちゃんと疑問に思ったことを娘なりに考えて聞きたかったのだとわかりました。疑問に思ったことを、みんなの前で手を挙げて、言おうとしたことに成長したんだなぁ、副園長先生の話も長い間聞けて、生きもの学校という素敵な企画に参加させていただいて本当に良かったなぁと思いました。
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京都生協では、生物多様性の大切さや自然環境が地球温暖化の防止に役立っていることを学ぶ企画として、毎年「いきもの学校」を開催しております。
2024年度は、「タネだんご作り編」、「水生植物編」、「福知山植物園編」、「動物園編」の4つのテーマで開催いたしました。
多くの親子連れに楽しみながら学んでいただく機会となりました。
京都生協は京都市動物園を応援しています ~看板広告サポーター~
主催;京都生活協同組合
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組合員の皆さまが楽しめる企画・行事を随時開催しています。
募集は、機関紙コーポロ、ホームページ記事などで行っています。ぜひ、ご参加をお待ちしております。
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