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京都生協60周年記念企画 60th ANNIVERSARY ピアノコンサートを開催しました
- 2025年01月17日
- お知らせ
【 開催報告 】
京都生協は2024年度、創立から60周年を迎えました。
60周年記念企画の一つとして、80年前、広島で原爆の被害を受けた「被爆ピアノ」による「 60th ANNIVERSARY ピアノコンサート」を、12月21日(土)京都テルサ テルサホール、12月22日(日)舞鶴赤れんがパークにて開催しました。
▲80年の歳月を経た被爆ピアノ。不思議な存在感を放ちます
このピアノは広島に原爆が投下されたとき、爆心地から約3㎞の民家で被爆しました。
その後、被爆者団体から広島の調律師 矢川光則(やがわみつのり)さんに託され、修復後は矢川さんと共に国内外の演奏会で、その音色を各地に届けています。2017年「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」のノーベル平和賞受賞時にも、ノルウェー・オスロでの記念コンサートで使用されました。
▲開演前に、被爆ピアノの調律をする矢川光則さん。
向き合う表情は真剣そのものです
▲舞台で、被爆ピアノについて語る矢川光則さん
当時のピアノ鍵盤は象牙製が多い中、このピアノの鍵盤はセルロイド製のため、海外に持っていくことができる唯一の被爆ピアノなんだとか。
矢川さんは、トラックに被爆ピアノを乗せ、日本全国 依頼があればどこへでも駆けつけておられます。
▲NPO法人 京田辺音楽家協会 理事長 竿下和美(さおしたかずみ)さん
コンサートは、竿下さんの弾く美しい旋律「戦場のメリークリスマス」で幕を開けました。
▲京都聖母学院中学校・高等学校 コーラス部の皆さんによる合唱。
心の奥深くにじんわりしみてくる素晴らしい歌声です。京都府合唱コンクール2024において金賞を受賞されています。
▲かわいいダンスも披露してくれました
配られた歌詞カードで、組合員の皆さんが一緒に歌う場面も。
会場が一体となりました。
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翌日は、舞鶴赤れんがパークでのピアノコンサートです。
▲被爆ピアノが到着しました
▲舞鶴子どもコーラスの皆さんによる合唱
▲矢川光則さんと記念撮影
かわいい合唱をありがとうございました。
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京都テルサでは530人、舞鶴赤れんがパークでは154人の参加がありました。
矢川さんからは平和への想いについてお話をいただき、この特別なピアノの音色と美しい合唱のハーモニーを楽しみながら、平和の大切さに思いを馳せるコンサートとなりました。
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京都生協では、さまざまな組合員イベントを企画しています。機関紙コーポロや京都生協公式ホームページにて、参加を募集しています。
皆さまのご参加をお待ちしています。
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