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京都市動物園にて「いきもの学校」を開催しました  

  • 2025年12月05日
  • とりくみ・活動

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11月22日(土)、京都市動物園にて生物多様性について楽しく学ぶイベント「いきもの学校 京都市動物園編」を開催しました。当日は晴天に恵まれ、親子連れを中心に70人以上の参加者とともに、充実した1日を過ごしました。

京都市動物園は、1903年(明治36年)に作られた、日本で2番目に古い動物園。現在は、「動物福祉(アニマルウェルフェア)」にも積極的に取り組み、動物たちが心も体も健康で豊かな生活ができるよう、「環境エンリッチメント」の取り組みも行っています。夏の暑さを和らげる工夫や、「ゴリラのお庭を森にしよう」プロジェクトなどがその一例です。

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4つのグループに分かれて動物園スタッフとともに園内をまわり、動物たちが毎日どのように生活しているのか、生態や個体の性格など、動物園で働くスタッフだからこそ伝えることができるお話をたくさんしていただきました。普段は入ることの出来ない象のバックヤードを見学し、毎日どのように過ごしているか。また飼育環境の工夫について学びました。象のスケール感ある姿に子どもたちも興味津々の様子でした。

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園では動物のフンを肥料に加工し、その肥料を使って野菜を育てる「循環型農業」を実践しています。参加者の皆さまにも、環境と動物のつながりを学んでいただく貴重な体験となりました。この活動はSDGsの「ごみの減量と循環型社会」の目標にも貢献しているので、大人も子どもも興味深く耳を傾け質問を寄せていました。

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写真に写る参加者の姿からも、動物たちと触れ合いながら学びを深める体験がいかに充実していたかを感じていただけると思います。大人から子どもまで多くの質問が飛び交い、積極的な学びが広がる場面の数々が印象的でした。

   

京都生協では、生物多様性やSDGsをテーマにした「いきもの学校」を開催しております。詳細や募集情報は機関紙「コーポロ」や公式ホームページでお知らせをします。ぜひ今後も多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

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