にんじんドレッシング
商品ものがたり


サラダをごちそうにしてくれる
フンドーキンのドレッシング
野菜サラダに欠かせないドレッシング。さっぱり系、クリーミー系、ノンオイルなどさまざまな種類があり、用途や好みに合ったものを選べるのもドレッシングの魅力の1つです。たくさんの選択肢の中から、組合員に選ばれ、愛され続けているのが、大分県に本社を構える「フンドーキン醤油株式会社(以下、フンドーキン)」のドレッシング。九州の老舗しょうゆ屋ならではの、芳醇な搾りたて「生(なま)しょうゆ」をベースにした「野菜たっぷり和風ドレッシング」は、名前どおり新鮮な野菜がたっぷり。皮ごと仕入れて手作業で加工する国産たまねぎの、生の風味が生きています。同じくフンドーキンが手掛ける「
深煎り胡麻ドレッシング」は、1本(500ml)に約2万粒ものごまを使用。両者ともその“具材感”で不動の人気を誇っています。
そんなフンドーキンのドレッシングシリーズに、2014年に「国産にんじん使用 にんじんドレッシング」が仲間入りしました。「子どもが苦手なにんじんで、にんじんをおいしく食べられるように」とのコンセプトのもと、フンドーキンが得意とする“具材感”を重視して開発。しかし最初は人気を得られず、一度は製造中止に。一方でにんじんドレッシングの復活を望む声は止まず、日本生協連から再びフンドーキンに開発が依頼されます。「子どもたちにおいしく野菜を食べてほしい」という原点に立ち返り、「食べやすさ」に焦点を当て、原材料、製法を一から見直しました。そして2019年、初代の分離式とは製法を変えた、乳化タイプの「
にんじんドレッシング」が誕生。「子どものために買ってみたのに、大人がどハマリした」「わが家のドレッシングはこれに変えました」などの組合員の口コミで人気がじわじわと広がり、現在も右肩あがりに供給数を伸ばしています。


できたてのドレッシングを充てん。にんじんの自然な色あいそのままです
全部分かりますか?
こだわりの原材料
いまや多くのファンを持つにんじんドレッシング、人気の秘密は原材料にあります。ドレッシング全体の約20%が新鮮な国産にんじんで、しかも固形、ピューレ、しぼり汁の3 種を合わせるこだわりぶり。形状を変えることで具材感、なめらかさ、風味の良さのすべてをかなえています。にんじん本来の甘さを前面に出しながら、生のたまねぎとにんにくの酢漬けでフレッシュ感を、りんごとレモンの果汁で甘みと酸味を、カルダモンで爽やかな香りをプラス。味の決め手はトマトケチャップ!隠し味に加えることで、コクやうまみが増し、大人から子どもまで食べやすい味わいをつくり出しています。
「国産の新鮮なたまねぎやにんにくを使用し、皮むきやカットを人の手で行うのは、和風ドレッシングで培った開発・製造のこだわり。“昔ながらの手づくり感”を大事にしています」と営業部 戸次さん。フンドーキンの皆さんは「大人もお子さんも、おいしく食べてくれている顔を見るとうれしい」と口をそろえます。
ドレッシングは砂糖や塩、酢、しょうゆなど、基本的な調味料がほぼ含まれている「万能調味料」。サラダだけではもったいない! ぜひいろいろな食べ方・使い方を試してみて、新たな活用法を見つけてみてくださいね。


たまねぎはすべて人の手でカット。苦みの元である芽や黒ずんだところを、人の目で丁寧に取り除きます
取材時に皮むきを体験させていただきました。エアガンの圧縮空気でたまねぎの皮を吹き飛ばしていきます







- 鶏ミンチ 200g
- なす 1本
- さやいんげん 5本
- 赤パプリカ 1/2個
- にんにく 1片
- 卵 2個
- 油 大さじ1
- A=
野菜たっぷり和風ドレッシング 大さじ3、オイスターソース 大さじ1、赤唐辛子の小口切り 1/2本分
- 温かいご飯・粗びき黒こしょう 各適量
和ドレで野菜たっぷりガパオ風
調理時間:約20分
全量:カロリー 704kcal 塩分 2.5g
(2人分)
- 1. なすは縦半分に切り、1cm幅の斜め切りにする。いんげんは3cm長さの斜め切り、パプリカは細切りにする。にんにくはみじん切りにする。
- 2. フライパンに油の半量を熱し、卵を割り入れて目玉焼きをつくり、取り出す。
- 3. フライパンに残りの油を熱し、ミンチを炒める。肉の色が変わったら1を加えて炒め合わせ、Aを加えて全体にからめる。
- 4. 器にご飯を盛り、3、2をのせて粗びき黒こしょうをふる。