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• 2017年01月04日

西京エリア会
■開催日時：１０月４日（火曜）午前10時から11時30分
■開催場所：コープらくさい集会室
　2016年４月から電力が自由化されましたが、西京エリア会メンバーから、どこを選べばいいのかわからないという声があり、電力自由化を通じて社会のしくみを学びたいと、広くよびかけて学習会を企画しました。

　コンシューマーズ京都の西山さんに講師をお願いして、「なぜ今、電力自由化なのか？」をテーマにお話をしていただきました。電力自由化後、約半年間の関西電力管内の契約変更は約３％にすぎないそうです。学習会では、原発は原発関連の予算を考えると決して安くはない。電力についても、エシカル（倫理的＝環境保全や社会貢献）な消費の視点を持つことが大事だと強調されました。
　まずは我が家の電気使用量を把握することがスタートで、電力会社を選ぶ基準についても、慎重に考えることが大事だと学びました。料金プランは様々なので、焦らずにじっくり考える事が大切で、くらしの中で「エネルギー消費」を考える機会にしたいと思いました。
　ちなみに、関電管内の契約変更先の第１位は大阪ガスで、第２位はいずみ市民生協でした。学習会開催後に、京都生協でも2017年４月から小売電気事業開始予定との方針が出されました。私たちの生活の基盤となる電力も、生協で購入することができるようになるのは嬉しいことです。
＜参加者の感想より＞
・なぜ自由化なのか？少し理解できたような気がします。７兆５千億円の市場を動かすもので、時代の流れの中で起きているのだということを学びました。これを機に、特にフェアトレード（エシカル消費）を意識して、生活や消費を見直していきたいと思います。
・電気製品の買い替えは、想像以上に消費電力＝電気代に差があることを知りました。
・今の時代、様々な選択肢があるので、自分の家の使用量やその都度の生活スタイルを考えながら、賢く選んで行きたいと思います。
・スマートシティー構想など、自治体主導の電力があることが分かり良かったです。「ハッピｅみる電」の登録もやってみたいし、今日教えてもらったことは実行に移したいと思います。
・国のしくみが変わっていない。関電はやはり関電なので、自分で見極めることが大切だと感じました。
・電力自由化への経過から学ぶことができました。まだ契約変更は３％だけ。急がず慌てずに選べばいい。エシカル（倫理的）消費の観点から原発について考えてみることや、ネガワット（省エネ）の実践の大切さがよくわかりました。