• 　　　　　　　　
• ツイート

• 西ブロック
• 2018年01月02日

乙訓エリア会
■開催日時：2017年12月5日（火曜）
■開催場所：コープながおかサークル室
　乙訓エリア会では、「日本の昔からの調味料に興味がある！」「調味料づくりがしたい！（どんな材料を使っているか知りたい）」という声から、手作りみそを習った事があるリーダーの中井さんに講師をお願いして、メンバーみんなで『みそ作り』を体験することになりました。

　今回みんなで作るのは、大豆･麹、塩のみの添加物が一切入っていない体に優しいおみそです。
　まず前日に、大豆を水で5回ぐらいしっかり洗い、その後、大豆の重さの３倍のたっぷりの水に漬けこみ大豆に水を吸わせ、明日に向けての準備完了です。
　当日はエリア会を早目に始め、他の課題について話し合いをしてから、「みそ作り」のスタートでしたが、会場に到着した途端にエプロンに三角巾と、やる気満々のメンバーでした。（笑）　　『エリア会が先ですよ！』との笑い混じりのささやきが　!?　聞こえていました！！
　みそ作りは、水を吸わせた大豆と、大豆の１．５倍の水を入れて火にかけます。時短の為、圧力鍋を使いました。蒸気と一緒に豆の泡が吹きこぼれてきたり、時間通り煮えなかったりのハプニングもあり、少し不安げな空気も。。。無事、煮あがったらザルにあけ、豆と煮汁に分けます。煮豆が手で触れるくらいまで自然に冷ましている間に、塩切りこうじを作って、触れるようになった大豆をジップロックに入れ、めん棒や瓶で潰したり、足でフミフミ！ワイワイ楽しい笑顔があふれていました。最後に、煮豆と塩切りこうじをしっかり混ぜ合わせて出来上がりました。
　『大豆を煮るのに時間がかかったけど、作業を始めたらお話ししながらできた。半年後が楽しみ。』と自分で作った安心・安全なおみそを食べるのが待ち遠しくなる感想も聞かれました。
　忙しい時に、お湯だけ入れたらさっと使える『みそ玉』を紹介してもらい、おみそ簡単レシピに追加できました♪おみそは冷凍しても凍らないそうです。『時間のある時に作って保存する』賢い主婦の知恵も教えてもらい、これからの年末の慌ただしい時期に役立ちそうです！
　前日準備で作ったみそ玉の材料は、一年熟成の手作りみそと削ったかつお・あみえび・すり胡麻・乾燥小松菜でした。有名なホテルのシェフおすすめの温かいルイボスティを入れて作るおみそ汁と、お湯だけを入れた二種類の飲み比べも堪能できました。　『手作りみそ』　お味の変化観察日記の報告、待ってますよ～！
＜参加者の感想＞
・全ての事がはじめてで、とても勉強になりました。作り方だけでなく、おみその発酵についてなど、教えて頂けて、自分のいつも使っているおみそはどうだろうかと、家に帰って確認しようと思いました。
・みそ作りすると、おいしい！と聞いた事がありますが・・・手間がかかる、失敗が怖くてなかなかチャレンジできませんでした。担当者の方のお陰で、手順がずいぶん減り、楽に作れることがわかりました。
・みそ作りは大変ですが、やりがいはある作業でした。
・とてもシンプルな材料のみで味噌って出来ているんだなぁ～と改めて実感。中井さん手作りみそは甘かった！手作りって優しい味がするなぁとしみじみ思いました。菌が死んでいるみそがあるなんて！！
・みその知識をもっと増やしたいと思います。
・豆を煮るのは時間がかかり大変。米こうじと合わせる作業がみそを作ってる感じがして楽しかったです。
・こねるのは力仕事だったけど楽しかった。安全な材料で作れるみそ。こうじが好きなので、また自宅でも作ってみたいと思います。
・豆から麹を入れてみそを作るという行程を実際に体験することができ、みそを知るきっかけになりました。沢山作るには、大変なこね作業だなと思います。
・市販のおみそには発酵されているのとないのがあると聞いてとても驚きました。家のおみそも調べてみようと思います。今から楽しみです。