京都生協　社会貢献活動助成金

2021年度助成団体活動報告③

京都生協は、誰もが安心してくらせる地域社会づくりの推進をはかることを目的に京都府を拠点にＳＤＧｓに貢献するＮＰＯなどの団体の活動を支援する社会貢献活動助成金制度があります。
2021年度は10団体に合計220万円を助成しました。
各団体の活動内容や助成金を使用した取り組み状況について順次報告します。

※2022年度の社会貢献活動助成金の募集期間は7月18日（月）～9月2日（金）の予定です。応募方法など詳しくは7月18日よりホームページなどでご案内します。

特定非営利活動法人　京都難病支援パッショーネ　http://npo-passione.org/
難病患者の就労支援活動。難病患者は社会的・経済的な補償が少なく、難病者の社会的事自立、経済的自立をめざして健常者と同じ立場で就労活動が出来るよう支援活動をおこなっています。団体事業として就労継続支援Ａ型事業所を運営しＩＴ関連、物品制作等の業務や受託をおこなっています。助成金はＡＥＤ設置のための費用に使われます。施設入口にステッカーを表示し「ＡＥＤ設置施設であることを表示し、施設利用者だけでなく地域にも貢献します。また消防署の救命講習会にも定期的に参加して確実な運用を行っていきます。

つるかめ笑顔クラブ
高齢者福祉活動。高齢者の「思い出語り」の集いを開催しています。語りあい、視聴し、共有してふれあうことで認知症予防、健康長寿につながり、過去を振り返ることで自分の価値を見出し自分らしく生きることを意識する機会になります。集いでは数人のグループに分かれてテーマに沿って語りあい、歌や簡単な体操なども取り入れています。高齢になると聞こえ難くてうまく会話の出来ない方も増え、助成金は一緒に会話の輪に入ることを支援する「会話システム機器」の導入に使われます。

NPO法人　京都子育てネットワーク　http://kknet.sakura.ne.jp/
乳幼児の子育て支援活動をおこなっています。乳幼児の子育て家庭が孤立せずに地域の中で関わり合いながら子育てができるよう、仲間づくりや情報収集が出来る居場所を運営しています。現在は参加人数を制限しながら開催しています。助成金はふかふか子育てコミュニティベースの活動補助に使われます。

特定非営利活動法人　京都ＤＡＲＣ　http://www.kyoto-darc.org/　
障がい者福祉サービス活動、薬物を使うことで様々な問題を抱え、依存症に陥った人たちの回復（薬物を使わずに社会の中で生き続けること）を支える拠り所、居場所作りを第一の目的とした活動をおこなっています。助成金はＡＥＤの設置費用に使われます。利用者はもとより、地域への貢献のためにも役立てます。

------------------------------------
２０２1年度「社会貢献活動」助成団体活動報告
バックナンバーはこちら↓↓
活動報告①　活動報告②