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【食の安全・安心】無添加食品は安全?
- 2026年02月24日
- お知らせ
食品に「無添加」と書いてあると安全だと思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
どのような点に気を付ければよいでしょうか。
食品添加物の安全性と無添加表示
そもそも食品添加物は、食品の製造や保存に役立つように、食品衛生法に基づいて安全なものだけが使われています。また、使用された食品添加物は食品表示法に基づいて表示されます。たとえば食品添加物のひとつである「保存料」は、食品の腐敗や変敗の原因となる微生物の増殖を抑制し保存性を高める添加物です。保存料を使わない場合、それだけ日持ちがしませんので冷蔵温度や期限内に食べるなど安全性に関して注意が必要です。食品添加物は目的に応じて必要最低限の量が使われており、食中毒などのリスクを減らすメリットもあります。
「無添加」表示にガイドライン
表示の観点から言えば、「無添加」という表示はかつて明確なルールがありませんでした。一部の添加物だけを使わず、他のものが使われていることもありました。しかし、消費者庁は2022年に「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」を策定し、「無添加」「不使用」表示が消費者を誤認させるようなケースについて、さまざまな類型を示して禁止することとしました。
たとえば、単なる「無添加」食品という表示で何が無添加か分からないような場合は「保存料無添加」「着色料無添加」などと正確に表記するように求めました。すべての食品添加物を一切使用しないような場合は「無添加」と表示できますが、このガイドラインが運用された2024年4月以降は、消費者に誤解を与えないよう適切な表示が増えています。
一括表示を見て確認を
「無添加」と表示されている食品を選ぶ場合は、パッケージの裏面などにある一括表示を確認すると良いでしょう。食品添加物は、それ以外の原材料と表示が分かれて表示されます。多くが「/(スラッシュ)」で分けられ、重量順に書かれており何が使われているかが分かります(図)。
また、原材料の表示を見ると、たとえば「たんぱく加水分解物」「酵母エキス」など、食品添加物の調味料(アミノ酸等)のかわりにうまみを強化するために使われることもあります。表面の表示だけではなく、裏面の表示全体も含めてチェックすると良いでしょう。期限表示や保存方法もあわせてご確認ください。
社会的テーマから身近なテーマまで「食」の安全に関する情報を専門家が解説
「食の安全・安心」は機関紙コーポロに毎月掲載しています。
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