みんなのとりくみレポート
牛若納豆の工場を見学しました
- 西ブロック
- 2016年11月14日
安詳わくわくコープクラブ
■開催日時:10月3日(月曜)午前10時から11時30分
■開催場所:(株)森口加工食品
工場は京都らしさのある町中の一軒なのにまずびっくり。
最初に会社概要、納豆について、商品の特徴についてお話を聞いた後、工場内を見学させていただきました。会社は創業140年、日本で1~2番めに古いのではということです。登録商標は『京都 牛若納豆』。大豆がもつ本来の風味を引き出すこと、香りを損ねないことを大切に納豆づくりをされています。醗酵は機械だけに頼らず、職人の経験、技術を活かして行い、職人が必ず糸引き確認、食味確認を行うことで風味、香り、食感を守っているということでした。
ひととおりの説明のあと、納豆に関するクイズを出していただきました。その中で納豆の発祥の地は? 1.茨城県 2.京都府 3.秋田県 という問いに、ほとんどのメンバーが1.の茨城県に手を挙げられたのですが正解は2.の京都府なのだそうです。関西人が納豆を敬遠するのは昔、納豆は高貴な人の食べ物だったからだそうで、発祥については諸説ありますが森口加工食品さんでは「この説を信じているんです」とおっしゃっていました。工場見学ではまず3階の原材料大豆の袋の保管場所を見せていただきました。北海道産や丹波の黒豆など大粒、中粒、小粒の大豆が保管されていました。2階では蒸気が充満する中で蒸し上がった大豆に納豆菌をふりかける作業をされていました。1階では商品をねかせる冷却室や醗酵させる部屋があり、機械で包装される作業やパック詰め作業などを見学しました。大量生産はできないけれど小さい会社だからこそできる手間をかけた、こだわりの製造工程を見せていただくことができました。
<参加者の感想>
・創業140年には建物の老朽にも感じられたが納豆づくりには歴史をふまえてしっかり受け継がれていることがよく見え大変製品にいかされているように思いました。今後の末永い発展を望んでいます。
・京都の老舗で機械だけに頼らず職人の経験や技術を活かし糸引き確認などされていて安心しました。京都が納豆の発祥の地と聞いてびっくり。関東だと思っていました。説明の中に納豆クイズなどもあり楽しめました。
・京ブランド認定商品の納豆もあり大切にしていってほしいと思う。
・からだに良い成分がいっぱいの納豆を見直しました。
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